「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との戦い~

2014年3月 愛猫「ぺい」に、突然、癌が宣告されました。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見て頑張った記録です。
事実を、感じた事を、ありのままに全て残すことにしました。

一月十七日(金)

 ぺいが再び嘔吐した。今回は、週末という事もあり、翌日、直ぐに病院に連れて行った。本来であれば、ペットの保険に入っていないから、二、三日、様子を見たいところ。だけど、もう、十歳を超えて高齢である事、また、前回、病院になかなか連れて行けなかったという反省もあった。それで、早々に病院で診察を受けた。前回は高熱があって入院したが、今回は、熱は大丈夫との事。少し安心出来た。そして、先生から注射と皮下輸液の処置をさせて下さいとの説明があった。皮下輸液の注入は、結構な量を先生が手で圧力を加えながら、おそらく二分ぐらいだったと思うのだけど、そんなに早く注入して大丈夫なのかと思うほど短時間で完了した。その間、ぺいは、終始じっとしていた。そして、診察と処置が終わり会計を済ませて病院を出た。病院から自宅までは、自転車で約十分の道のりだ。帰路の途中、心配しなくても傍にいるよと思わせたかった。私は、ぺいの不安を少しでも取り除いてやりたいと思って、自転車の前かごに置いたキャリーバッグの隙間から指を中に入れた。私は、前を向いて自転車を走らせた。ぺいは、私の指を甘噛みしたりしているようだ。「ぺい、帰ったよ~」帰宅してバッグを開けてビックリした。なんと涎を大量に出している。ぺいの身体にもバッグの中にも大量に涎が付着している。これは、皮下輸液の影響だろうか?多分、そうに違いない。でも、たかが涎。きっと、そのうち体内の水分バランスか何かが整ってくれば落ち着いてくるだろう。そう考えて暫く様子をみる事にした。