二月十七日(土)
朝、病院から電話があった。検査の結果が出たそうだ。涎は、相変わらず止まっていない。でも、ずっと思っていた。あの赤くなっているのは、原因が分かりさえすれば比較的簡単な治療で直るはずだという事。ただ、もう、高齢猫なので、これから色々、世話のやける事が増えてくるのだろう。そんな楽観的な感覚で病院へ向かった。そして、検査結果の説明を受けた。病名は、線維性・骨形成性エプーリス。でも、塗り薬や飲み薬などはないとの事。ひとまず、二週間後に、あらためて様子を見たいという話しがあった。帰宅して、病院から渡された病理組織診断書をじっくり読んでみると、本病変は、良性過形成性経過の病変に一致します。歯根膜周囲疾患(歯石の慢性付着、慢性経過の歯肉炎など)が好発要因とされ、再発予防に向け口腔内環境の向上を行う事が勧められます。といった事が記述されている。しかし、専門用語が多くて良く分らない箇所があったので、インターネットで調べてみる事にした。すると、エプーリスには、いくつかタイプがある事などが分かったし、いずれにせよ、人間同様に、猫も歯周病などの口内トラブルに注意しなければならない事も分かった。そして、そのためには、歯磨きが欠かせない事、でも、動物の歯磨きは、人間みたいに歯磨き粉のようなものは使用しないという事も分かった。