「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との闘い~

まだ数年は続くと思っていた、愛猫「ぺい」との平凡な日常。
しかし、その後の誤診と突然の癌宣告...。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見た記録です。

三月十六日(日)

今日も一日中、何も口にしなかった。昨日から丸二日間、何も食べていない。そう言えば、地元の病院の先生が、もし、手術をしなければ、今月いっぱいの余命と言っていた。今、まさにそれが現実として感じられるようになってきた。猫の絶食は人間と違って三日間食べないと、肝臓に障害が発生してしまって命に影響を与え始めるそうだ。入院までは、あと一日の辛抱。T動物医療センターへの入院が、もっと、先になっていたらと考えるとゾッとしてくる。本当に綱渡り、ギリギリ滑り込みセーフで命を繋げられると思った。でも、これは、もしかしたら、最後の最後まで綱渡りが上手く行って、癌を克服出来る事の暗示ではないだろうか?少なからずだけど、そんな気もした。

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