「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との戦い~

2014年3月 愛猫「ぺい」に、突然、癌が宣告されました。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見て頑張った記録です。
ありのままの事実を、感じた事を全て残しておくことにしました。

三月十八日(火)

 やっと待望の手術日を迎えた。T動物医療センターには、手術日が、週に二日ある。そして、手術日には、外来診療は一切なく終日手術のみがおこなわれる。私は、少しでも早い時間に手術してほしいと思い希望を伝えてみた。なぜなら、なかなか手術に辿りつけず日数ばかり経過していたからだ。しかし、手術の順番は、基本的に病院を受診した順番のようで、また、ぺいの手術の開始時刻についても、当日になってみないと分らないという事だった。まぁ、こればっかりは仕方がない。ちなみに、手術の時には、病院に行く必要はなく、手術が終わり次第、連絡を頂けるとの事だった。そういった訳で、この日、私は、いつも通り会社で仕事を始めた。しかし、気分が落ち着かない。もう手術が始まったかな?今、手術中かな?とか、そんな事ばかり考えてしまう。病院自体は、朝の九時からなので、早ければ、午前中に連絡が来るだろうと思っていた。でも全然連絡がこない。十六時を過ぎた。もしかしたら、手術に着手したけども危篤などで手術が長引いていたりするのではないだろうか?そんな事ばかり想像する。仕事も手につかなくなりそうだった。私は、さすがに待ちきれず病院に連絡した。すると、病院からは、十七時ないしは、十七時半頃に手術予定ですという返事が返ってきた。私は、えっ!まだ、手術、始まってもなかったの?と、正直思った。しかし、こればっかりは仕方がない。とりあえず、「あっ、そうですか、分りました」と答えた。しかし、それにしても遅い。とりあえず、病院が言っていた時間に手術が始まるとしたら、連絡がくるのは、多分、十九時頃かな・・・、そんな事を思いつつ再び仕事を始めた。しかし、どんどん時間は連絡のないまま過ぎゆく。ついに、二十時になった。普通、病院自体、もう、閉院する時間なのでは?もしかして、連絡を忘れられている?そんな事も考えたりしたが、とにかく気持ち的に割り切って連絡を待つ事にした。そして、暫くして、ついに電話が鳴った。時計を見てみると、二十時二十一分だった。本当に遅い。病院からは、「ぺいちゃんの手術ですが、無事終わって、今、全身麻酔から覚めたところです」という事の報告だった。良かった!私は、「あ、そうですか、有難うございました」と、お礼の言葉を返した。しかし、考えてみれば、手術は麻酔も含めて手術だから、麻酔から覚めないと、直ぐには連絡出来ないのだなと思った。そして、それでこんな時間になったのだなと思った。それと、口内とその奥、二か所のリンパの状況の検査結果については、検査に暫く日数が掛りますという報告もあった。私は、まだまだ色々と心配事は続くけど、とにかく、まずは、手術が無事に終わって何よりだったと思った。それにしても、先生は、朝の早い時間から、こんなに遅い時間まで本当に大変だ。そう言えば、面会は、明日以降であれば、いつでも大丈夫ですと言ってたな・・・。明日、早速、会いに行ってみようと思った。