「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との戦い~

2014年3月 愛猫「ぺい」に、突然、癌が宣告されました。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見て頑張った記録です。
ありのままの事実を、感じた事を全て残しておくことにしました。

■第三章 余命

 余命。その意味は誰もが理解出来る。しかし、どれだけ余命というものを身近に感じているだろうか?もしかしたら、どんなに元気でも数時間後には、この世にいないのかもしれない。私は思う。もし、生まれたと同時に余命が宣告されていたらどうだろうか?命あるもの全てに余命メーターみたいなものがついていて、そのカウントダウンしている日数や時間を見ることが出来たとしたら、私は、どう接するだろうか?

 もし、愛する人や動物に突然余命が宣告されたとしたら、残された時間は、突然、とてつもなく貴重な時間に感じるようになる。そして、一日一日を本当に大切に噛みしめて過ごすことになる。でも、それに至った違いは、余命を宣告されたか、されていないかだけなのに。

 出会いがあるからこそ別れがある。出会いがなければ別れもない。悲観的に考えると、出会いとは、その後、いつ訪れるかもしれない別れのスタートラインでもある。しかし、最初から悲観的に考えてこそ、もっと大切に愛情を以て接したり、寛大な気持ちで接してゆけるのだと思う。