「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との戦い~

2014年3月 愛猫「ぺい」に、突然、癌が宣告されました。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見て頑張った記録です。
ありのままの事実を、感じた事を全て残しておくことにしました。

五月二十三日(金)

 涎が凄い。一時的に止まる事はあっても、基本、四六時中、涎を流している。そして、その涎は、ぺいの胸元あたりに付着したり床に落ちたりする。床に落ちた涎は拭き取れば良いけど、胸元についた涎は、その部分に温水を当てて洗ってやらないと綺麗に取れない。なぜなら、毛と毛が涎で固まってくっついてしまうからだ。ただ、猫は体を洗われるのを嫌がるし、私自身もそんな猫を洗うのは大変だ。そんな訳で、涎掛けがあれば良いと思った。もし涎掛けがあれば、二つ購入しておいて交互に洗濯しながら取り替えることが出来る。私は、百円ショップに出掛けて涎掛けに代用出来そうなものがないか探してみる事にした。しかし、色々想像力を膨らましながら店内を歩いても、なかなか簡単に代用出来そうな商品は見当たらない。それでも何とか代用出来そうな候補を絞り込んだ。それは、アームカバーという商品だ。アームカバーの先端にはゴムがついている。人間用のアームカバーだから太さは人間の手首の太さだ。これなら猫の首回りにもフィットしそうだと思った。そして、早速、アームカバーを購入した。ただ、そのままだと猫用の涎掛けとしては使えない。まず、人間の腕の長さに合わせて作ってあるので短く切った。でも、まだこれだけだと、人間の腕の太さに合わせて作ってあって細い筒のような形状なので猫の身体にはフィットしない。そこで、今度は、筒の部分に切れ込みを入れて周囲の幅が広がるようにしてみた。これで何とか涎掛けとして装着出来そうだ。そして、実際にアームカバーをぺいの首元に装着してみた。涎掛けの部分が首元にフィットしてくれれば良いのだけど、なかなか上手くいかない。そして、時間の経過とともに、なぜか肝心の涎掛けになる布の部分が、何度繰り返しても背中の方に向いてしまう。どうしてだろう?原因を考えてみた。それは、何も障害物のない背中の方に涎掛けが自然に寄ってしまうのだ。なかなか思ったようにいかないものだ。百円ショップでアームカバーを見つけた時は、グッドアイデアだと思ったのに。でも、他のアイデアなど思い浮かばない。これで何とか騙し騙し、涎対策にするしかないと思った。

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