「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との戦い~

2014年3月 愛猫「ぺい」に、突然、癌が宣告されました。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見て頑張った記録です。
ありのままの事実を、感じた事を全て残しておくことにしました。

六月二十七日(金)

 今日も寝る時間になった。ぺいは所定の位置の枕元に陣取って寝始めている。前にも書いたけど、私が寝ようと準備を始めると、ぺいも寝る準備を始める。そして、ベッドの上のいつもの位置に陣取る。それにしても、腐敗臭は強まるばかり。本当に強烈だ。でも、ぺいの私と一緒に寝たいという気持ちを大切にしたい。とにかく、それが私の第一優先。もし、ぺい自身が余命が短いと悟っているなら尚更だ。もちろん、私自身も、今まで通り一緒に寝て、ぺいの存在を一分一秒でも身近に感じていたい。そう思いながら、私は、いつものように布団に入った。しかし、やっぱり、とてもでないけど、時々強烈な臭いが鼻を突いて、なかなか眠りに入れない。そうだ!上下逆向きに寝よう!私は、ぺいの方に足を向けて逆向きに寝てみる事にした。身体の向きを変えていると、ぺいは、一体何を始めたのかという目で私の行動を見ている。とにかく、この逆向きで寝るという発想、ぺいに足を向けて寝るのは、少し嫌だけど、床に寝ると固いし、とりあえず、ぺいと同じベッドで寝れる訳だから、なかなかの折衷案だと思った。でも、いざ逆向きで寝てみると、どうしても違和感が拭えなくて全く寝付けない。仕方ない・・・。結局、また直ぐに普段通りの定位置に戻る事にした。そして、強烈な臭いには、もう完全に無駄な抵抗だけど、ぺいに背を向けて寝る事にした。そんなこんなで、夜中、熟睡していても、時々、強烈な臭いが鼻を突いてきて、目が覚めるという事が何度となくあった。どうしよう・・・。これから先、ずっと寝れない日々が続いてしまいそうだ。