「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との戦い~

2014年3月 愛猫「ぺい」に、突然、癌が宣告されました。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見て頑張った記録です。
事実を、感じた事を、ありのままに全て残すことにしました。

アルバム

 アルバムの購入をどうするか、丸一日、考えてみた。だけど、特に心境に変化は起きなかった。そんな訳で、帰宅後、直ぐに注文することにした。それは、一周忌にすべき事として、少しでも早くアルバムを完成させたかったからだ。そして、その後、一周忌から四日後、手元にアルバムが届いた。もう少しでアルバムを完成させられる。そう思うと本当に嬉しかった。早速、梱包を解いてみる。想像していた通りの商品だ。このアルバムには、百枚の写真を挟むことが出来る。そこで、生前に撮影していた写真の中からアルバムに残しておきたいものをプリントすることにした。そして、そのプリントしたものと、元々、本当の写真として存在していたものを合わせたら、全部で七十八枚になった。今度は、これらを挟んでゆく順番だ。ただ、順番は、年月の古いものから順番に並べてゆこうと直ぐに思った。そうしておけば、出会いからの思い出を順番に辿ることが出来るからだ。それにしても、完成したアルバムのページを一枚一枚捲っていると、直ぐに最後のページになってしまう。考えてみれば、ぺいと暮らした年月も、本当にあっという間だった。いまさらだけど、もっと、一日一日を大切に、もっと、最大限の愛情を注いでやれば良かった。どうしても、そんな後悔のようなものが湧き出てくる。もちろん、一緒に暮らしていた時は、その時々で、それなりに愛情を注いできたつもりだ。猫の一生だって、十数年だということも認識していた。でも、それは、今思えば、やはり、所詮、漠然とした感覚だったようにも思える。そして、そもそも、もし、別れが凄く悲しいものだとしても、まさか、こんなに悲しい思いをするなんて思いもしなかった。完成したアルバムのページを捲るたびに本当に色々なことを思う。それにしても、やっと、ぺいとの思い出をアルバムという形にすることが出来た。もちろん、このアルバムは、母とも共有したいと思って作ったものだ。ぺいを病院に何度も連れて行ってくれたり、色々面倒を見てくれた母。そんな母にぺいのアルバムを届けられることが嬉しかった。そんな訳で、翌々日、アルバムを持って母の家に出向いた。もしかしたら、ぺいが、母に会いたいと思っていたから、以心伝心で、なおさら嬉しかったのかもしれない。

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