「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との戦い~

2014年3月 愛猫「ぺい」に、突然、癌が宣告されました。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見て頑張った記録です。
ありのままの事実を、感じた事を全て残しておくことにしました。

■エピローグ

 どれほど涙を流したのだろう・・・。もう、これ以上書くのは無理・・・。過去を、記憶を、振り返ることが、あまりにも辛くて筆の進まない時期が数多くあった。特に後半の第四章以降は、本当に辛かった。また、あの悲しみの記憶を思い出すということ。それは、最初は、全く同じ経験を繰り返すことと同じだと思った。でも、どうしてあの時、もっと気づいてやれなかったのか?その時その時で最善を尽くしたはずだったのだけど、「ぺいちゃん、ごめんな、ぺいちゃん、痛かったよな、ごめんな、ごめんな」と、文字を入力する手を止めて何度もパソコンの前でうつ伏せになって泣いた。それは、最初に思っていた単純に同じ経験を繰り返すよりも遥かに辛い時間だった。そして、そんなことを繰り返していた時、ふと、一つだけ確信したことがあった。それは、これほどの悲しみは、溺愛の我が子を十一歳で失った時の悲しみと絶対に同じだ!という思いだった。私に、実際に人としての我が子はいないので、それは、想像でしかないのだけど、これは、絶対に同じだと断言出来た。