「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との戦い~

2014年3月 愛猫「ぺい」に、突然、癌が宣告されました。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見て頑張った記録です。
ありのままの事実を、感じた事を全て残しておくことにしました。

四月六日(日)

 季節は春。部屋の外は桜が満開だ。もし手術をしていなければ、三月十五日から食事を食べれなくなっていたから、間違いなく今日まで生きていなかったと思う。そして、術後の経過も、まだ決して落ち着いた訳ではなかったけど、桜を見せてやりたいと思った。もちろん、過去に桜なんて一度も見せた事なんてなかったし、猫は桜になんて全く興味なくて、まさに花より団子なのは分っている。でも、どうしても見せてやりたいと思った。私は、街中に咲いていた桜を少しだけ持ち帰って、ぺいのそばに、「ぺい、桜だよー、生きてて良かったなー」と声を掛けながら置いてみた。やっぱり、それが何?って感じで見ている。でも、初めて目にする桜。なので、少しは興味ありそうだ。暫くすると、桜の花の部分に鼻をつけて匂いを確かめてくれた。やったー。私は、凄く嬉しかった。そして、続けて声を掛けた。「ぺいに桜を見せたかったんだよー」「生きてて良かったなー」「来年も見れると良いよなー」今日は、ぺいと一緒に今年の桜を共有出来て本当に良かったと思った。

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