「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との戦い~

2014年3月 愛猫「ぺい」に、突然、癌が宣告されました。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見て頑張った記録です。
ありのままの事実を、感じた事を全て残しておくことにしました。

プロローグ ~愛するぺいに捧ぐ~

 「ぺい、ごめんな」「ぺいちゃん、ごめんな」・・・。

  「本当に本当に、苦しい思いをさせてごめんな」「大好きなぺいちゃんの命を強制的に絶つなんて事、どうしても出来なかったんだよ」「ごめんな、ぺいちゃん」「ぺいちゃん」「生き返ってくれ」「もう少し一緒に居てくれよ」「ぺいちゃん」

  いくら悲しんだって、いくら望んでも、もう、ぺいは戻ってこない・・・ぺいちゃんは・・・。

 「ぺいちゃん、どうしたら良い?」「なぁ?ぺいちゃん?」

 

  この度は、本ブログにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

  私は、二〇一四年、十一年と少し生きた「ぺい」と命名した最愛の猫を癌で失いました。私には、子供がいません。でも、我が子を失った場合と全く変わらない深く長い悲しみを経験したと思います。そして、その後、生きるという事の価値や意味、また、死後の事などについて、本当に真剣に考える機会がありました。

 人と猫、姿容は違っていても、たくさんの愛情を人間から注いでもらった一匹の猫が、この世に存在しました。

 そして、痛みに耐えながらも、最期まで精一杯生きた一匹の猫がいたという事実を少しでも多くの人に知ってもらいたい・・・、そんな思いを抱いた一人の人間が存在しました。

 私は、ぺいの事が、いつまでも大好きです。だから、ぺいとの思い出を永遠に残しておきたい。そうすれば、それこそが、本当に最後に届けられる愛情にもなるし、この世に生まれてきてくれて、「ありがとう」という気持ちを永遠に届けられるとも思いました。

 最後に、文末になりますが、もし、これから先の未来、私の残した記録によって、誰かに何か一つでも届けられるものがあったなら、この上なく嬉しく思います。もちろん、ぺいだって、虹の橋のたもとで尻尾を振って喜んでくれていると思います。私は、それが、何より嬉しいです。

 

 それでは、これより、私の感じた気持ちを愛するぺいに向けて綴りたいと思います。とても長文になりそうですが、記憶を可能な限り辿りながら、細かい心情の変化まで詳細を記録に残したいと思います。なぜなら、それこそが、私達が出会った意味だと思うからです。それでは、最後までお付き合い頂けると幸いです。

二〇一五年九月五日 

 

 

【一周忌の時(二〇一五年八月二十三日)】

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