「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との戦い~

2014年3月 愛猫「ぺい」に、突然、癌が宣告されました。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見て頑張った記録です。
ありのままの事実を、感じた事を全て残しておくことにしました。

四月十七日(木)

 三回目の放射線治療の日。今回は、CTスキャンも予定されている。ところで、最近、口からの食事量が急激に増えた。もちろん癌になる前と比べると少ないけど、それでも六割程度にまで回復した。以前から比べて体重が減った事を考慮すれば、実質、八割ぐらいまで回復したと考えても良いのではと思える。そして、当然、不足している分を補うために、胃瘻チューブへの注入も続けている。あともう少し、以前と比較して、八割ぐらいまで口から食べてくれれば、食事を注入する必要さえなくなる感じだ。だから、最近は、そのあたりを見極める為に、いつも先に口からの食事を与えるようにして、きちんと口からの食事量を把握した上で、不足分を注入するようにしている。

 そういえば、手術後から気になっていた唾液腺障害による皮膚の膨れも殆ど目立たなくなった。相変わらず少量の涎は続いていて、僅かに血液が混じっているような事もあるけど、大量の涎は止まった。それと、元気さについても、ほぼ完全に以前と同じに戻ってくれた。だから、以前と同じように毛繕いをしたり、布団の上でリラックスして過ごしてくれるようにもなった。退院後、暫くは、不安な時期もあったけど、約一か月が過ぎて、やっと安心出来るようになってきた。本当に色々と順調で、心の底から嬉しくて仕方がない。でも、一つだけ気になる事がある。それは、前回、放射線治療を受けてから、口の中の上顎付近に違和感を感じるらしくて、特に食後、手を必死に口の中に突っ込んでいるという事。このままだと爪で口腔内を傷つけてしまうリスクが高いと思った。そういった訳で、今回も前回同様、ぺいの様子を手紙に書いたものを母に持参してもらった。

 そして、その後、仕事を終えて帰宅すると、持参してもらった手紙の余白に、質問に対しての見解が書いてあった。前回の通院から助手の先生が女性の先生に変わったのだけど、その先生が書いてくれたものだ。すると、前回の放射線治療の時、口の縫ったところに小さな盛り上がりがあって、そこをハサミで切って検査した事によって、痛みやしみる感じがあったのだと思いますという事や、その採取した細胞の検査結果としては、癌細胞が少しいるかもしれないという事が書かれてある。また、CTスキャンも予定通り実施したそうで、口の方は、術創を囲む肉芽組織(傷の修復の組織)はあるものの明らかな再発はないという事、他臓器への転移は肺以外には疑うものはないという事も書かれてあった。ちなみに、その気になる肺については、結節(左の肺に二ミリが一個)あるもののサイズに変化はなく、これからも顎の方の放射線治療を優先して進めてゆきたいとの事だ。でも、前回通院の際に録画を見てもらった事の見解については、特に何も書かれてなかった。私は、CTスキャンの結果に変化が見られないのであれば、先生が書いている通り、四月十日に口の中の盛り上がりを切除した事が原因なんだろう。これについては、もう少し様子を見ようと思った。

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