「神様からの贈り物」

~扁平上皮癌との闘い~

まだ数年は続くと思っていた、愛猫「ぺい」との平凡な日常。
しかし、その後の誤診と突然の癌宣告...。
それでも、再び元気になれる奇跡を一緒に夢見た記録です。

身近な猫

昔、地方の田舎町に住んでいた頃、二度ほど猫を飼った事があった。一度目は、中学生の頃だったと記憶している。しかし、一度目は、家庭の事情で手放す事になった。猫と子猫、そして、餌をダンボール箱の中に一緒に入れて、夜中、人に拾われそうな場所に捨て…

■第一章 ぺいという存在

ぺいという猫と私という人間が出会い、同じ時代を十数年という時間、過ごしたという事実。そして、人間ではない猫という生き物に感じた気持ち。それらを、この世に記録として残しておきたかった。そして、その記録をぺいの眠る神棚に捧げて、旅立ったぺいに…

(転載) 虹の橋 / 雨降り地区

【虹の橋】 愛猫を失い悲しみに暮れていた時、初めて知った散文詩です。読み進めるにつれ涙が溢れて止まりませんでした。例え想像の世界の話であっても、このような世界の存在を完全否定は出来ない訳で、また会えるのかもしれないと思えた事で、当時、気持ち…

プロローグ

「ぺい、ごめんな」「ぺいちゃん、ごめんな」 「本当に本当に、苦しい思いをさせてごめんな」「大好きなぺいちゃんの命を強制的に絶つなんて事、どうしても出来なかったんだよ」「ごめんな、ぺいちゃん」「ぺいちゃん」「生き返ってくれ」「もう少し一緒に居…

元気な頃の様子

< 誕生日 2003年2月10日 > 【2003.5】 【2004.11.20】 【2004.11.27】 【2004.12.23】 【2004.12.26】 【2006.9.18】 【2006.9.24】 【2007.2.12】 【2007.6.3】 【2007.6.10】 【2007.10.14】 【2007.10.14】 【2008.1.7】 【2008.7.21】 【2009.6.12】 …